2000/4/30(sun) Sheena & The Rokkets @ Hibiya Yaon, Tokyo
"KEEP ON PUSHING ブルースに乾杯Vol.1" @日比谷野外音楽堂


   鮎川誠、シーナ&永井"ホトケ"隆(tRICK bAG)
   
"Hey,Hey,Blues is Alright !!"


Open; 1:30, Start; 2:30
出演:
シーナ&ロケッツ With Jirokichi All Stars, tRICK bAG, 木村充揮Band, Blues File,
Kyon & Black Bottom Brass Band, 三宅伸治&The Tramp、日倉士歳郎、コテツ&ヤンシー、
The Nihil Brothers, 荒井誠ディジュリドウーマジック

<SETLIST>
1. Lemon Tea レモンティー
2. I Can't Keep From Crying Sometimes(Al Kooper - Blind Willie Johnson)
泣かずにいられない
3. Satisfaction サティスファクション
Encore with All Stars
4. Hoochie Coochie Jam フーチークーチージャム

4/30@日比谷野音のロケッツは、イベントの最後の最後、メインアクトの後にスペシャルゲストとして登場。いきなり"レモンティ"
から始まって、シーナさんが走り込んできた瞬間にステージがロックの輝きで一杯に。
続く"Rock The Rock"の中から"I Can't Keep from crying sometimes"は@ベガーズバンケットでは鮎川さんon vocalでしたが、
この日はシーナさんの歌で。ステージ直前まで来て、渾身のギターソロを弾く鮎川さん。
"サティスファクション"ではアンプかシールドのアクシデントで鮎川さんのギターの音が出なくなるシーンがありましたが、フロント
ラインでランニングするベースラインで猛然と曲をキープする渡辺さんと川嶋さんのドラムがそんなアクシデントなど何も関係なく
させたのには、本当に感動しました。これぞロックバンドの醍醐味!!この日の個人的ハイライトでした。その後は、ステージ上に
当日出演した凄いメンバーが勢揃い、鮎川さんのリードで"フーチークーマン"へ。最後はやはりマディ!!

実は時間が押せ押せで、会場の使用時間の関係でロケッツの演奏が見れるか?という状況の中、Jirokichi All Starsの一員として
トリに出演する甲本ヒロトが語ってくれた「ロケッツ見たいんですよ!だからがんばって早めにやってきます。」の一言。
シーナ&ロケッツ、鮎川さん、シーナさんとの出会いがロックの道に進むきっかけになったというヒロト。次のロックの世代を担っ
ていく大きな存在になった今もピュアなハートは何も変わらず!といった感じで、ステージ上で見事なハープ・プレイといい、存在
の輝き方といい、この日のMVPを個人的に捧げたのでした。

ブルースの夜へのシーナ&ロケッツの敢然たるロックの切りこみ方、しかと見届けました!!
シーナ&ロケッツのロック=一番プログレッシブなブルース、そんな言葉がふと胸に去来した2000年4月30日@日比谷野音でした。
 Report & Pix by まおらう



Hoochie Coochie Jam
L to R 甲本ヒロト、三宅伸治、鮎川誠、渡辺信之、高木克、シーナ&永井隆

 

More Pix Coming Soon !!

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