Sheena & The Rokkets 00/12/1@倉敷 Cookie Jar

全国にいるHHH特派員の中から#31を倉敷Cookie Jarに派遣。
本日レポート&フォト到着!!


高速を降りて国道をしばらく走り、電話を掛けてCookie Jarの場所を確認。丁寧な
案内で迷う事無く2分後には到着(17時頃)。外観はなかなかおしゃれでいい感じ。
しかし、隣は民家だし、よっぽどマナーがいいんだろう。



中を覗くと渡辺さんがベースのセッティング中(初めて見る光景)。すぐ気づいて
くれて、手を止めいつもの感じ(ニコニコ)で話し掛けてくれた。
渡辺さんのそういう所がいつも嬉しい。
しばらくしてセッティングの邪魔になるかなとの思いと、直感的に早めに食事をし
て帰ってくれば店の外でリハーサルの音が聞けるかもと思ったので、即行動に移した。
食事はおいしかったし、街の感じも良くて倉敷は好印象。Liveの期待も高まる!!
食事から帰って来ると既に店の前に販売用のCDがセットされていているものの、
関係者以外まだだれも来ていなかった。しかし、中からはベースとドラムが聞こえる。
これだけでも得した気分。期待を膨らませながら、リズムに乗った。
しばらくすると1BOXの車が店の前で止まった。直ぐに判った。
シーナさんがいる。鮎川さんもいる。川嶋さんもいる。
車から降りたシーナさん、鮎川さんに対し緊張した私はろくな挨拶が出来ずにいたが、
鮎川さんから「今からリハーサルやるから一緒に入ろ」「えっ?」外で聞ける
だけでワクワクだったのに中に入れるなんて!!
中に入ると直ぐに4人でのリハーサルが始まった。邪魔にならないようにと一番後ろ
の壁際に陣取った(それでもステージから10m位)。いろんな曲をやりながら音を
整えていく。音に対する要求が細かい!(今更ながらプロを実感)。スタッフとの息
も合ってる。スムーズに進んでいく。リハーサル中も僕は興奮しっぱなし。リズム隊
に合せて体は自然と動いているし、1曲終われば「Yeah!」と叫んでしまいそうな。
しかしやっぱり贅沢というか普段と違う。普段は最前列トどアップか人の頭越しにし
か見た事無いのに今はシーナ&ロケッツ全体が見渡せる。
結論
「どっから見ようとシーナ&ロケッツはかっこいい!」



Live!!Live!!Live !!

いよいよ開演直前。どこから見ようか迷ったが結局渡辺さん正面に陣取った(という
か、コンパクトな造りのステージなのでみんな至近距離。ドラムなんか一歩踏み出せば
届く近さ。渡辺さんは手の届く近さ。シーナさんの横顔も間近に!!)
"Ignition Sequence,,,,,,"いつものカウントダウンが聞こえる。(これを聞くと
「いよいよ始まる」と思う。やっぱロケッツはこれじゃなきゃ!)周囲もカウントダ
ウンにつれ期待感が高まっている。

1曲目"バットマン"。一気にみんなを圧倒する。お客さんのノリもすごくいい。いつも
の物凄く鋭い曲の終わりとともにみんな歓喜の奇声を発している。振り返ると全てのお
客さんがまるで子どものような嬉しげだけど「早く次の曲を!」と言わんばかりのギラ
ギラした目ばっかり。それに応えるようにロケッツも気合の入った演奏でLiveのボルテ
ージは上がる一方。最高!!

6曲目で"Queen of Rock'n' Roll Heart"シーナさん登場。お客さんも大喜び。
この日のシーナさんは赤いワンピースのミニで、照明が当たるとギラギラ反射して映え
る映える。その日照明はFixされた状態だったがステージ上にミラーボールがあるよう
なもの?カッコイイ!もうここらへんからフロアの真ん中あたりはダンスフロア状態
(倉敷ってノリがすご〜い!)。
この日の選曲は私が聞きたいものばっかり(You May Dreamがないくらい?)で楽し
い!来る時に聞いた「真空パック」「CHANNEL GOOD」からの選曲も多い!ドラムの
細かい連打が好きな「バキューム」あり、最近オープニングで涙が出そうになる
「Happy House」あり、そのまんまのスピード感がたまらない「ジェットコースター」
あり、太いベースが聞きごたえの「なまずの唄」あり,,,,,,。
ライブの凄い盛り上がりの中、20才前後の外人女性が歓喜のあまりシーナさんに向けて
猛爆的な投げキッスを!その喜びを全身で表した姿は見ているこちらまで嬉しくなるも
のでした。また「本物」は何人にも通じるんだなぁ、と。

そして「レモーーーーーーンティーーー!」狂喜乱舞のお客さん。振り返るとフロア
の真ん中あたりで盛り上がってた人たちがもうステージ前まで迫ってきていて狂ったよう
に酔いしれている。かなり「やばい!」ステージに上がろうとしてモニターが落下するし、
ステージの角から自らフロアへ「吹っ飛んでいく」野郎もいて、最前列付近の女の子はあ
まりの一発触発の雰囲気に避難するほど。それでも
「やれるもんならやってみな」と言
わんばかりの熱さで「たいくつな世界」を繰り出していくシーナさん、鮎川さん、川嶋さ
ん、渡辺さん。「凄すぎる!!」こんな凄い雰囲気のままで本編終了。

即「アンコール!!」のリクエストが響き渡った。いつもより早く(と言うかあっさり)、
いつも通り煙草をくわえて出て来たメンバー。
一旦落ち着いたものの「おまえがほしい」で一気に再燃する会場。
そしてアンコール2曲目、「Satisfaction」。シーナさんが僕らの直ぐ後ろあたりを指差
して放さない。ステージに上がって来る事を要求している。その、僕らの後ろに居るのは
Live直前に少し会話を交わしたビリーさん。直ぐに渡辺さんのマイクで一緒になって歌い
だした。渋い!けど、かっこいい!一曲だけだったけど場慣れと言うか貫禄を感じさせる
歌いっぷりだった。

まだまだロケッツを帰さないと即パワフルな「アンコール!」「アンコール!」の嵐。
「 ジョニー・B・グッド」を経て最後は「I wanna Be Loved」で締め。
う〜ん、文句無しの熱いLive。
お客さんも大満足の様子でニコニコしていてなかなか帰らない。
そのうちフロアに出てきたメンバーは握手攻めサイン攻めの状態。
サインしてもらおう、とTシャツ選びも盛り上がって楽しそう。
いやー本当に至福の1日でした。


<Setlist>
1.Batman's Theme (Neil Hefti) バットマン
2.Rock is alright ロック・イズ・オーライト
3.I'm A King Bee アイム・ア・キングビー
4.Hoochie Coochie Man (Muddy Waters) フーチークーチーマン
5.Virus Capsule ビールス・カプセル
6.You Really Got Me (Ray Davies) ユー・リアリー・ガット・ミー
7.Sugaree シュガリー
8.Oh Suzy-Q オー!スージーQ
9.Vacuum Truck バキューム・トラック
10.Happy House ハッピー・ハウス
11.Jet Coaster ジェットコースター
12.Catfish a.k.a. Namazu No Uta なまずの唄
13.Be Bop A-Lula ビーバッパルーラ
14.Train Train トレイン・トレイン
15.Beautiful ビューティフル
16.Lazy Crazy Blues レイジー・クレイジー・ブルース
17.Lemon Tea レモンティー
18.Taikutsuna sekai たいくつな世界

Encore 1
19.One More Time おまえがほしい
20.Satisfaction (Jagger - Richards) サティスファクション
Encore 2
21.Johnny B. Goode (Chuck Berry) ジョニー・B・グッド
22.I Wanna Be Loved (Johnny Thunders) アイ・ウォナ・ビー・ラブド







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