Ayukawa Hotoke Blues Band @
JAPAN BLUES CARNIVAL '02
2002年5月26日 @日比谷野外音楽堂, 東京
 with Buddy Guy,Peter Green,Harry,Kotetsu & Yancy


Ayukawa Hotoke Band are
Vo & Gtr 永井"ホトケ"隆
Vo & Gtr  鮎川誠
Bass   小堀正
Dr     岡地曙裕
Harp    Kotetsu

1.Rollin' And Tumblin' (Muddy Waters)
2.Mannish Boy (Muddy Waters)
3.DoBuNeZuMi (Ayukawa Makoto)
  with Sheena :Vo. & Tamboulin
4.Shake A Hand (Ruth Brown)
5.Gimme Some Lovin (Spencer Davis Group)

3. Vo:Makoto Ayukawa
1. Ayukawa with JAMES TRAUTSER STEAL DEVIL '92
(Open E Tuning)
 
 Pix Page
#1 #2 #3 #4 #5
     


鮎川 鮎川ホトケバンド。俺たちはインスタントで即席やけど、それが自分たちの
いいとこだと思とんよ。前もって何しようか決めんで、「やあ!」って楽屋に入っ
て、いつも何だかんだしゃべりながら「じゃあ、リトル・リチャードの"シェイク・
ア・ハンド"入れようぜ。」とか野音は25分しかなかったから、やっぱ5曲ぐらいで
決めないかんけちゅうて、最後は"ギム・サム・ラヴィン"で行こうとか、その場で
決める緊張とそれを何とかかっこつけないかんという一人一人のステージならでは
のあれがあるやん!それは俺たちのようなインスタントなバンドのとりえやと思うし。
TAKA  そういう時って糸がはった状態でいますよね。リハを積み重ねれば重ねる
ほど、たるんでしまったり。
鮎川 そんなんあるよね。こう決めたやないかみたいなこと、ロックで言い始めた
らもうロックじゃないんよね。ああ、そう来たんね、俺は今日はこうだぜって、
ロックちゅうのは生き物やけん。毎日姿変わるし、ボーカリストがつっかえたら、
ギターでカバーしたりとかさ、もう目の前で起こっとることにバーンと音楽でぶつ
ける。自分の引き出しちゅうのは、たっぶり音楽聴いてブルース聴いて、先輩の
ビートルズから始まった4、5人徒党を組んだ奴でも音楽できる。プロデューサー
やら作曲家の先生が書く音楽を作るだけが音楽じゃねえちゅうような、もう
ストリートのロックの始まりやろ。
(ラジオニッポン「ロックンロール・レディオ」6/4深夜放送分より)

5/26を振り返って、バディー・ガイ、ピーター・グリーンへの賞賛、同じステージ
に立てた大きな喜びを語った後、自分達のバンドのことについてTAKAさん(赤と黒)
を相手に熱く語った鮎川さん。

鮎川さんが語るバンドメンバーのブルース=ロックのアティチュードをもって行われ
たライブは、その熱演で降っていた雨があがって、太陽の光が差し、最後は何と新聞
にも報道されたほどの見事な二重(ふたえ)の虹を呼んでしまったという、奇跡的な
感動で一生物の忘れがたいライブになったのでした。

鮎川さんのSTEAL DEVILのスライドギターの音に惚れ惚れしたマディの"Rollin'
And Tumblin' "、永井さんのボーカルの真骨頂が聴けた"Mannish Boy""Shake A
Hand"、バンドなロックの爆発力と鮎川さんの気迫のボーカル&超強力なギタープレイ、
シーナさんの明るい魅了がステージ上で炸裂した" ドブネズミ"、そして情熱的でソウル
フルなロックのバイバイソング"Gimme Some Lovin"(何とこの日のバディ・ガイの
最終曲もこれでした!!)とセット的にも25分の持ち時間の中でブルースとロックが
ぎっしり詰まった贅沢な贅沢なものでした。

リハーサルも何もなく、鮎川さんの「シーナ!」の掛け声で、まさにステージに飛び
入りしたシーナさんのステージ度胸というか、「それができんで何がロックね!」と
きっぱり言われてしまいそうな、鮎川さんの語るブルース=ロックのアティチュード
そのままに楽しみながらやってしまう、言うには簡単だけど、「あなた出来る?」
という世界で生きるシーナさんはやはり日本いや世界最高峰の女性ロッカーと思い
ましたし、大舞台になればなるほど、大きな大きな存在感でカメラのファインダー
に映る鮎川さんがやはり素晴らしく、誇らしく、そして何と言っても野音で聴く
鮎川さんのロッキン・ブルースギターはフレーズ、サウンドともに極上でした!!

 Report & Pix by maorau(HHH)


YOKO AYUKAWA ISSUED - Wonderful !! Pix & Report

・Ayukawa Hotoke Blues Band '02.5.1@Jirokichi
・Ayukawa Hotoke Blues Band '02.1.31@Jirokichi


BACK

Kopyright(k)1998-2002 Hippy Happy House website [http://rokkets.fast.co.jp/] All Rights Reserved.