Sheena & The Rokkets@RSR in EZO 2001

8/17 (fri) Sheena & The Rokkets @ EZO Rock, Ishikari, Hokkaido

<SETLIST>
1.Batman's Theme (Neil Hefti) バットマン
2.Oh no! I'm flash ホラフキイナズマ
3.You Really Got Me (Ray Davies) ユー・リアリー・ガット・ミー
4.Happy House ハッピー・ハウス
5.Vacuum Truck バキューム・トラック
6.The Jungle Of Love ジャングル・オブ・ラブ
7.Lazy Crazy Blues レイジー・クレイジー・ブルース
8.Lemon Tea レモンティー
9.I Wanna Be Loved (Johnny Thunders) アイ・ウォナ・ビー・ラブド
10.Wild Thing (Troggs) ワイルド・シング


 鮎川さんの「ロックンロール!」の雄叫びに即応してオーディエンスから一斉に沸き上がった「ウォーオオーー」という大歓声をバックに
"ガーッ、ガガッ、ガー"と鳴り響く"I'm Flash"のブラック・レスポール&マーシャルのサウンド。
 この忘れがたいシーンが象徴するように前へ前へ行く強いビートとエッジのきいた爆音サウンド、バンドのシェイプの美しさ、パンクな心
があって、輝き、歓びも一杯というシーナ&ロケッツがシーナ&ロケッツたる素晴らしさがオーディエンスのロックを強く求める心と化学反
応をおこして更に更に輝いて、全国のロック・ファンが注目するビッグ・ロック・フェスに本当に相応しい、最近のベスト・パフォーマンス
というべきをステージを見せてくれたEZOのシーナ&ロケッツ。
 笑顔一杯のシーナさんをはじめ、鮎川さん、川嶋さん、渡辺さん全員のオーディエンスのハートを受け止めて"水を得た魚のような"ステー
ジでの活き活き感とそこからくる存在感は特別なものがあり、特に「大舞台で輝く」鮎川さんの人間としての巨大さを痛烈に感じました

 それにしても"バキューム・トラック"と"ジャングル・オブ・ラブ"の「ロック・ザ・ロック」で誕生した新しいシーナさんの世界2連発は
本当に凄かった!!必殺の"レモンティー"の前にすでにあのオーディエンスと一体になっての盛り上がり。あの中にもしシーナ&ロケッツ
をはじめて観た若者がいたとしたら「この人たちしかいない!」と日本最強ライブバンドの底力が耳と身体とハートに深く刻み込まれたの
は間違いありません。

 モッシュ&ダイブの嵐になった"レモンティー"の後「ありがとう!ロックは全部繋がっとっから!世界中。今年はジョン・リー・フッカー
も83までブギしてロックして俺たちにロックのエナジー伝えてくれたけど大往生したし、ジョーイも、ラモーンズもいなくなった。ジョニー
・サンダースも今年は下北沢、東京で10周忌をやったぜ。ロックは、生きとうもんは、腹一杯ロックするのが、ロックのルールよ。(大歓
声)OK ! そして、みんな愛されたいっちゃ。(大歓声)最後にジョニーの曲を1曲聴いて。(シーナさんと一緒に)アイ・ワナ・ビー・
ラーブド。ワン、ツー、スリー、フォー」ロックを愛する人で涙が出ない、ホロッとしない人はいない、この鮎川さんのシーナさんと並んで
の計算されていない心から出てくる語りかけによるオーディエンスとの心の交流、曲への持っていきかた、それこそがロックの神髄だと私は
思います。

永遠のロック・アンセム「ワイルド・シング」でライブを締めくくり、「みんな最高!とオーディエンスを賞賛し、メンバー全員を紹介す
るシーナさん。そして、最後の言葉はやっぱり「ロックンロール!」

シーナさんがいて、鮎川さんがいて、川嶋さんがいて、渡辺さんがいる。最強の4人のシーナ&ロケッツの"Rocky Road"に栄光あれ。

ありがとう、RSR 2001 in EZO !!

 Report & Pix by maorau(HHH)  






  

   




   





   
   








   




   



   




   









   






   


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