RSR 2003 in EZO

Sheena & The Rokkets@RSR 2003 in EZO

2003年8月16日 midnite＠RSR 2003 in EZO "Sun Stage"

1.Batman's Theme (Neil Hefti) バットマン
2.Oh no! I'm flash ホラフキイナズマ
Sheena Kome in
3.You Really Got Me (Ray Davies) ユー・リアリー・ガット・ミー
4.Happy House ハッピー・ハウス
5.Taikutsuna sekai たいくつな世界
6.I Can't Keep From Crying Sometimes
(Al Kooper/Blind Willie Johnson) 泣かずにいられない
7.Lazy Crazy Blues レイジー・クレイジー・ブルース
8.Lemon Tea レモンティー
9.One More Time おまえがほしい
10.What A Wonderful World ホヮット・ア・ワンダフル・ワールド
11.Satisfaction (Jagger - Richards) サティスファクション

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RSR 2003 in EZOのシーナ＆ロケッツ。

ライブが始まる前のサンステージはスピッツの後、約1時間のブレイク・
タイムとなり、広大なスタンディング・ゾーンは清掃のため一旦シャット
アウトされ、前の方に残ったロケッツ命！又は、ロックの嗅覚の鋭いお客
さんを除き、一旦出たお客さんが最入場できたのは、ライブスタートの
5～10分前で、その様子をちょっと遠目で見ていましたが、相当たくさん
の人が柵が開くのを待っている中で、しびれをきらして係員への抗議の意
を込めて柵を蹴る男性。それに追随する人間が出てくるかと思いきや、
「やめろ」とその人を諌める男気のある人がいて、それで騒ぎがおさまっ
てしまい、「さすが、ロケッツを見にきた人たち」と感心しつつ、「よか
った」と胸をなでおろした瞬間、柵があけられ、たくさんの人が一目散に
ステージ前めがけて走り、中にはころんでしまう人もいたりのちょっとし
た騒乱状態があり、その雰囲気の中にいて、「EZOのロケッツのライブが
はじまる！！」と自分のテンションも一気に上がったのでした。写真撮影
の際にステージ上から見た、そんな"選ばれし者"達のフジロックの時と同
様の人！人！人！人！といった感じは本当に壮観でした。

そんなオーディンスを前にしたシーナ＆ロケッツの素晴らしさ、かっこよ
さは、そんなのは「当然！」と言うか、もう「当たり前にそこにある。」
といった感じで、輝きまくるシーナさんを中心にバンドの美学が終始くっ
きりと見えて、ラストナンバー（のはずだった）「What A Wonderful
World」の歌と演奏とお客さん達の歓喜の表情の両方に接して込み上げて
くるものに感極まって泣きそうになり、その後、セットリストを超えて
「お客さんともっと心一つになりたい」という鮎川さんの激情がきっと
突入させた「サティスファクション」の完璧なロックのサウンドと4人の
ハートの乗っかり方にこちらの心も激しく突き動かされ、終わってみると、
やはり他のバンドにはない、「凄いものを見てしまった！」という感慨と
ハッピーな放心状態がミックスされた極上にロックな思い出が心の奥深く
にまで刻まれました。

若くてかわいい女の子達のライブを見ている時の笑顔が本当に最高で、
乗りのいい曲だけでなく、「I Can't Keep From Crying Sometime」
（演っていただいて幸せでした！）を、一心に聞いている姿は美しかっ
たです。固定観念で、ロケッツのライブは鮎川さん、シーナさんの生き
方、ロック道を自分の人生とまで照らし合せて支持して見にきている人
が大多数と思っていたのですが、フジロック、EZOと見て、「シーナさん
のようになりたい！」そんな憧れで見ている若い女の子達のとても熱い
支持も感じています。25周年をしてのそういう感じ、いいですね！

ちょっと遠くから両端の巨大スクリーンと巨大ステージと超迫力サウンド
のまさに「ロック・フェスのシーナ＆ロケッツ！！」というのを見れたの
も最高中の最高で、ロック一筋25周年という偉業に安住することなく今
を疾走する鮎川さん、シーナさん、川嶋さん、渡辺さんの4人があのサン
ステージで演られたことを本当に誇らしく思っています。

　Report & Pix by maorau(HHH)

　・RISING SUN ROCK FESTIVAL 2003 in EZO
　
　・S&R@RISING SUN ROCK FESTIVAL 2001 in EZO

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