Sheena & The Rokkets@ Fuji Rock Festival '03

2003年7月26日@Fuji Rock Festival '03 "White Stage"

1.Batman's Theme (Neil Hefti) バットマン
2.Rock Is Alright ロック・イズ・オーライト
Sheena kome in
3.You Really Got Me (Ray Davies) ユー・リアリー・ガット・ミー
4.Happy House ハッピー・ハウス
5.Jet Coaster ジェットコースター
6.Train Train トレイン・トレイン
7.One More Time おまえがほしい
8.Taikutsuna sekai たいくつな世界
9.DoBuNeZuMi (Ayukawa Makoto) ドブネズミ
10.Lazy Crazy Blues レイジー・クレイジー・ブルース
11.Lemon Tea レモンティー
12.What A Wonderful World ホヮット・ア・ワンダフル・ワールド


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Pix Page #1 #2 #3 #4 #5 #6 #7 #8 #9 #10




フジロック'03"ホワイト・ステージ"のシーナ&ロケッツ。

前日からあいにくの雨でしたが、"晴れバンド!シーナ&ロケッツ"とい
ういう場面にこれまで何度か遭遇、今回も「ロケッツの時にはきっと雨
はあがる」と楽観的に考えていて、本当にそうなってしまったのですが、
シーナさんの「ロックンロールが太陽を連れてきたよ!」の叫び、それ
に応えるオーディンエンスの歓喜の大歓声と、その時仰ぎ見た晴れ間の
青さは、忘れられない感動のシーンとなりました。

ステージとオーディエンスの間でずっと写真を撮りながら、ぎっしり集ま
ったオーデェンスにシーナ&ロケッツを慕う心、ロックが好きな純粋で素
直な心が結集されているのを感じ、まさに"ロックでハッピーハウス!"、
そんなオーディエンスから発っせられる気のようなものを受けて、まるで
水を得た魚のように活き活きとロックし、"フジロックのステージ"という
器にふさわしいバンドの存在感も見せつけるシーナ&ロケッツの4人。
オーディエンスの興奮と歓喜(みんなの笑顔が本当に最高!)は曲を積み
重ねる毎に膨らんでいき、それは「レモンティー」でクライマックスに達
し、ジョーイ・ラモーンの「What A Wonderful World」では、上記した
バンドとオーディエンスのいい関係が、観ていて涙が出るような物にまで
昇華され、すべてが終わった時のあのシーナ&ロケッツのライブならでは
の清々しいハッピー感も格別に最高のものでした。

また、セットの中核に「ドブネズミ」のシーナ&ロケッツしかできない、
サンハウスから引き継ぐ"ブルースとロックが出会った時"というような
世界を持ってきて、曲のクライマックスで川嶋さんのドラム技の爆発を中
心に、バンド全体がドラマチックに最高にかっこよく盛り上がる様には、
「こういうロックもかっこいいやろ。」と若いオーディエンスに教えてい
るかのようなバンドの偉大さをビンビンに感じました。

「2003年の最高のフジロックでみんなに出会えて最高中の最高!」
「今日はミック・ジャガーの誕生日。おめでとう、60歳!」
「最高にフジロックをエンジョイしてください。サンキュー、イギー・
ポップ&エルビス・コステロ!」
そんな素直な言葉でオーディエンスを沸かす鮎川さんの真直で素敵な心。
そんな心の持ち主が率いるバンドだからこそのオーディエンスのあの純粋
な笑顔だと確信しますが、そう思うと心が平和になります。

最後に、
ロケッツで一番最初に作った大切なナンバー「トレイン・トレイン」を
歌う前に「ロケッツは25周年でがんばってるけど、まだまだ。まだまだ。」
と噛み締めるように言ったシーナさん。
慢心することない真摯な心がステージを引き締めたこの瞬間。
これからシーナ&ロケッツのライブを観る度にきっとこのシーナさんの
言葉を思い出すこととでしょう。

P.S.
あのボブ・グルーエン氏が時折ニコニコとロケッツのパフォーマンスを観つ
つ、写真撮影されていましたことをご報告しておきます。


 Report & Pix by maorau(HHH)

 
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