Makoto Ayukawa @
JIROKICHI"Hotoke"Session 2002
2002年1月30日 鮎川誠@JIROKICHI, 東京・高円寺

Vo & Gtr 永井"ホトケ"隆
Vo & Gtr  鮎川誠
Bass   小堀正
Dr     岡地曙裕
Harp    Kotetsu

<1st Stage>
1.Little By Little (Junior Wells)
2.Mustang Sally (Wilson Pickett)
3.Blues With A Feeling (Little Walter)
4.Lucille (Little Richard)
5.You Send Me (Sam Cooke)
6.I'm A King Bee (Slim Harpo)
7.Hoochie Coochie Man (Muddy Waters)
8.Around & Around (Chuck Berry)
9.One Way Out (Sonny Boy Williamson)

6.〜8.Vo:Makoto Ayukawa

<2nd Stage >
1.Big Boss Man (Jimmy Reed)
2.Walkin' The Dog (Rufus Thomas)
3.Shake A Hand (Little Richard)
4.Boom Boom (John Lee Hooker)
5.Boogie Thing (James Cotton)
6.Catfish Boogie a.k.a. Namazu No Uta (Makoto Ayukawa)
7.Virus Capsule (Sonhouse /Sheena & The Rokkets)
8.The Rumour (Makoto Ayukawa)
9.I Found A Love (Wilson Pickett)
10.Honky Tonk Women (The Rolling Stones)
11.Gimme Some Lovin' (The Spencer Davis Group)
encore
12.Blues Is Alright (Little Milton)
13.Mannish Boy (Muddy Waters)

6.〜8.Vo:Makoto Ayukawa

 
 Pix Page
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セットリスト、カバーしているアーティストだけをみても本当に贅沢で、そして
各自のパートで最高の技を持った5人が一丸となってセッションを超えたバンドの
味わいで聴かせた珠玉の名演の数々は、あの夜JIROKICHIにいた全員の心を酔わせ
たことでしょう。
「ロックはギターで始めろ。」をここでも実践して、メンバーに曲のきっかけを出す
ところやニュアンスに富んだバッキング・フレーズや、シーナ&ロケッツの時とは
また違った"バンドの中の"鮎川さんも十分に堪能。もちろん、いつものマーシャル・
ヘッド(この日はハイワットのスピーカー)と相棒のブラック・レスポールによる
世界で一番いい音していると思うディストーション・サウンドによるフラッシーな
ギターフレーズにまたまたやられてしまったのは言うまでもなく、密かに演って
ほしいと思っていた"The Rumour(あとの祭り)"までが聴けてしまって本当に幸せ
でした。
最初から最後まで堪能しまくり、盛り上がりまくりのライブは、アンコールの
永井さんのライブにはなくてはならない"Blues Is Alright"でお客とのコール&
レスポンスで更に盛り上がり、そして最後の最後は、これがなくっちゃ!の
"永井さんのMannish Boy"。永井さんの"ワーン、ツー、スリー"のカウントでバンド
が演奏になだれむ直前の息を飲むようなあの興奮と間奏での鮎川さんの何かに憑かれ
たかのような速弾きへの「凄い!」という感動は今だに忘れられません。

間違いなくあの夜はJIROKICHIが世界で一番ブルースでロックな空間でした。
あの夜の5人のメンバー、小堀さん、岡地さん、Kotetsuさん、そして、鮎川さん、
そしてそして、永井さんに心から敬意を表します。

1部を客席後方で熱い拍手も送りながら熱心にステージを見ていらしたシーナさん。
2部の前にステージ横の楽屋に入られたので、アンコールあたりでジョイントされる
のか?と思いきや、結局それはなかった訳ですが、シーナさんの英断だったと思い
ましたし、姿は見えずとも「シーナさんがあそこで観ているんだ。」そんな感じが
とてもハッピーだったのでした。

少年時代、ギター弾き始めの頃「ルシール」のリフを単音で爪弾いていたという鮎川さん。
そして2002年、感動するほどのかっこよさでその「ルシール」のリフをブラック・レス
パールで決める鮎川さん。夢を追ってまっすぐ生きてきたらこんな素敵な人になれる。
鮎川さん、最高です!!

 Report & Pix by maorau(HHH)


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