Makoto Ayukawa &Hotoke@JIROKICHI '04 #1
2004年1月28日 鮎川誠@JIROKICHI, 東京・高円寺
 永井"ホトケ"隆 JIROKICHI新春御挨拶三日興行
 "Click The Rock ! 2004"
出演: 永井"ホトケ"隆(Vo.&G.) 鮎川誠(G.&Vo.)
   岡雄三(B.)岸田容男(Dr.)KOTEZ(harp &Vo.)

<Setlist>
1st Stage
1.I Want To Be Loved (Jimmy Reed) アイ・ウォント・トゥ・ビー・ラブド
2.Big Boss Man (Jimmy Reed) ビッグボスマン
3.Easy Baby (Magic Sam) イージー・ベイビー
4.Checkin' On My Baby (Sonny Boy Williamson II) チェッキン・オン・マイ・ベイビー
5.Heart Of Stone ハート・オブ・ストーン
6.I'm A King Bee (Slim Harpo) アイム・ア・キングビー
7.It's All Over, Now イッツ オール オーバー、ナウ
8.Stop Breaking Down Blues (Robert Johnson) ストップ・ブレーキング・ダウン
9.Be Bop A-Lula (Gene Vincent) ビーバッパルーラ
2nd Stage
1.Too Many Cooks (Jessie Fortune) トゥ・メニー・クックス
2.I Want To Be Loved (Muddy Waters) アイ・ウォント・トゥ・ビー・ラブド
3.Mama, Talk To Your Daughter (jB Lenoir) ママ・トーク・トゥ・ユア・ドウター
4.Time Is On My Side タイム・イズ・オン・マイ・サイド
5.Virus Capsule ビールス・カプセル
6.Baby Please Don't Go ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー
7.DoBuNeZuMi (Ayukawa Makoto) ドブネズミ
8.Around & Around アラウンド&アラウンド
9.Shake A Hand (Ruth Brown) 握手
10.Money (Barrett Strong) マネー
11.Whole Lotta Shakin' (Little Richard) ホール・ロッタ・シェイキン
encore1
12.Blues Is Alright ブルース・イズ・オーライ
encore2
13.Mannish Boy (Muddy Waters) マニッシュ・ボーイ
14.Got My Mojo Workin' ガット・マイ・モジョ・ウォーキン

Vo.:1st 1. KOTEZ 2.〜5. Hotoke 6.〜9.M.Ayukawa
   2nd 1. KOTEZ 2.〜4. 10.11.13.14. Hotoke 5.〜8. M.Ayukawa
     12.Hotoke & KOTEZ    

 Pix Page
#1 #2 #3 #4 #5

     




2004年1月28日。鮎川さんとホトケさんのJIROKICHIセッション"Click The Rock ! 2004"。

ホトケさんが鮎川さんに触発されてPCやネットを始めて、だから、その鮎川さんとセッション
する今日をご自身のインターネットのホームページの開設日に選ばれたという事に心を熱くし
て行ったJIROKICHI。

ブルースやロックへの見識と愛と最高の技量とどうしようもなく心から湧き出る熱情が全部揃
っていて、それでお客さんの心を掴んだらこんなにも素晴らしいものになるという見本のよう
なライブでした。

最も強烈に心に残っているものとして、鮎川さんがレスポールで弾かれたマジック・サムの
「イージー・ベイビー」のギターリフは本当に強力でした!!自分であんな風に弾けたら!と
心から憧れるものでした。(家でアルバム「ブラック・マジック」に入っている原曲のレコ
ードの音を聞いて、マジック・サムのに重ねあわせて、鮎川さんの音、弾き方を思い起こすと
いう幸せな追体験をしました。)鮎川さんがライナーを書いておられる私の愛聴盤、永井さん
のブルーヘヴンのアルバム「ビッグ・ボスマン」の中に入っていて、かっこいい曲だなあと
常々思っていた「ママ・トーク・トゥ・ユア・ドウター」を鮎川さんのストラト、ワンナイト
スタンドのセッションバンドのものとは思えないスピードとスリルと大迫力のサウンドで目の
前で聴けたのも本当に嬉しかったです。最高にかっこよかった!!
ライブ本編の最後の曲「ホール・ロッタ・シェイキン」で鮎川さんが後半の長いギターソロの
時に全身全霊という感じで弾かれたレスポールによるスライド・ギターも超絶でした!!
(ちなみにこの日の鮎川さんのアンプは、たぶんステージには初登場のインターネットで入手
されたというコンボタイプのマーシャル。)

この日の演奏曲の中にはストーンズの初期のナンバーがたくさんあり嬉しかった訳ですが、
2度目のアンコールに応えて鮎川さんがギターを持たずハープを吹きながら出て来られたの
には、久留米のダンスホール「キング」にストーンズの「What A Shame」のハープを
吹きながら現れアタックのメンバーに一瞬で認められた、そんな伝説がフラッシュバックする
嬉しすぎるシーンでした。

「マニッシュ・ボーイ」で絶頂を迎えた(マディ・ウォーターズ・シグネイチャーのテレキャス
と一体となった姿も美しい)永井さんのボーカルも全編に渡って素晴らしかった!!
大好きな人が生のライブでいつもいつも素晴らしいというのは本当に幸せな事です。

最後に、この夜の5人のミュージシャン・シップ&素敵だったお客さん達に大きな大きな拍手を
送ります。

  祝! 永井"ホトケ"隆:公式ホームページ 開設!!

(「アイム・ア・キングビー」を歌う前に)
鮎川 ホトケのホームサイトが開設するという回覧板が昨日の夜、インターネット上を駆け巡って、
遥かブラジル、ニューオリンズ、遥かアトランタ、ジョージアまで全部。そう、今日よね。夜中の
朝方メールが来とったから。1月28日にwww.hotoke-blues.com/(客席から「Yeah!!」の声
がかかり、歓声が起きる)。
ホトケは常々本当に深い研究者で、素晴らしいブルースシンガーなのに、そんなに歌が凄いのに、
そんなに詳しくてどうする?っちゅうぐらいもの凄く、そして素晴らしい文章を書く。それがホトケ
のサイトで今からチェックできるという事は、今まで「tRICK bAG tRIBE」というメーリングリス
トでホトケは時折素晴らしい文章とか、素晴らしいロック、ブルースをDIGした記録、例えば、
アラン・ロマックスが亡くなった、そういう事で彼の業績と彼とお父さんのジョン・ロマックスが
どうやって南部に行ってブルースをレコーディングしてそれがカーネギーホール行って世界中に広
がったかという事を書いとる。だから、ホトケのサイトに何か教わりに行くと、きっと素晴らしく
いろんな事を教えてくれる、そういう意味でもホトケのブルースサイトができた事は凄く嬉しい事
で、「おめでとう!」と言いたいんだけど。みんなどう?(会場、大歓声)Yeah!!おめでとう、
ホトケ!!(更に大歓声)
ホトケ 一番最初にコンピューターを勧めてくれたというかネットのおもしろさを勧めたのはマコ
ちゃんなんですね。「ホトケ、趣味ある?」と聞かれて、趣味だった音楽を職業にしちゃったから
趣味がないよなあ、と言ってたら「コンピューターいいよー。老後の趣味にどう?」(笑)マコ
ちゃんとこに何回か見に行って、「あっ!おもしろいな。」と。
で、今日をどうしてもホームページを開設する日にしたかったのは、マコちゃんとライブをやるもん
やから、作ってくれてる人に、本当は2月何日と言われてたんだけど、どうしても今日に間に合わせ
てくれって突貫工事をやらしましてですね、今日になったんですね。
鮎川 光栄やね。
ホトケ マコちゃんが教えてくれなければ、とてもとても、このサイトに近づくには20年ぐらい
かかりました。
鮎川 いやー(笑)。
ホトケ 通産省から表彰された人ですから。マコチャンのサイトはもうとんでもない事になって
ますね。見るのに凄い時間がかかるんじゃないかと思いますけど、凄い楽しい、いろんな所によく
わからない時にリンクをはれるのも凄くいいんで、みなさんも是非マコちゃんのロケッツサイトを
見に行ってください。
鮎川 本当、ありがとう。


 Report & Pix by maorau(HHH)


BACK

Kopyright(k)1998-2004 Hippy Happy House website [http://rokkets.fast.co.jp/] All Rights Reserved.