Sheena & Makoto Ayukawa@Go Go Kiku Festa '02
ロックの日!!〜柴山俊之55th(Go! Go!)Birthday Live
2002年6月9日@CLUB 251下北沢
with
BLUES LION(Vo. 柴山俊之 G.下山淳 B. 奈良敏博 D. 大島治彦)
ゲスト:石橋凌・内藤幸也(ARB)/花田裕之/スマイリー原島
    延原達治・手塚稔(The Privates)

<Setlist>
BLUES LION+鮎川誠
1.Going Down (Don Nix) ゴーイング・ダウン
2.Virus Capsule ビールス・カプセル
BLUES LION+シーナ&鮎川誠
3.Taikutsuna Sekai たいくつな世界
4.You May Dream ユー・メイ・ドリーム
5.One More Time おまえがほしい
6.Tiger In Your Tank タイガー・イン・ユア・タンク
encore
BLUES LION+鮎川誠&花田裕之
7.Catfish a.k.a Namazu No Uta(Makoto Ayukawa) なまずの唄
全出演者+中野茂(飛び入り!)
8.Got My Mojo Workin' ガット・マイ・モジョ・ウォーキン
9.Lemon Tea レモンティー

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6月9日のキク=柴山さんの55歳のバースデイライブGO GO KIKUFESTA@下北沢Club251 は、
満員大盛況でした。

BLUES LIONのライブにゲストが次々に参加するという形で、スマイリー原島、延原達治&
手塚稔(The Privates)、花田裕之、石橋凌&内藤幸也(ARB)、鮎川さん、シーナさんの順で
登場。

個人的に特に印象的だったのは、プライベーツの二人+BLUESLIONの「サーチ&デストロイ」
(以前プライベーツのライブ盤に収録された柴山さんの訳詞によるもの)が無茶苦茶かっこ
よかったのと、ロケッツ・ファンとして特筆すべきは花田さんの曲が「トレイン・トレイン」
「恋はノーノーノー」だったこと。テレキャスを弾きながらのちょっと投げやり風の花田さんの
歌い方が「恋はノーノーノー」の詞に合っていて、以外ないい物を観たという感じでした。
(リハーサルの時、シーナさんが歌を聴きつけて、楽屋から出てきて、ニコニコと花田さんを
観ていらした姿も印象でした。)

凌さんは、高校生の時にサンハウスの前座をやった時の思い出と伴に「スーツケース・ブルース」
「地獄へドライブ」を柴山さんとデュエット、そして「ルート66」を明るく決めました。柴山さん
と一緒だとやはり九州男児らしく師匠と弟子になっていて、何だか可愛い、少年のような凌さん。
そんな印象でした。

「俺は19ぐらいから知ってます。個人的には日本のギタリストというより世界で一番好きなギタ
リストです。おせじで言う訳やないよ。サンハウスの時からずっと一緒にやって、今でも、あんまり
連絡はせんけど(笑)、会うと20年ぐらい前とほとんど変らんで。本当に尊敬できる大好きなギタリ
ストです。鮎川誠。」
と柴山さんに紹介されて登場した鮎川さんは「Going Down」を凄い音圧で
まさにぶちかます!という感じで、激しく歌い弾き、「柴山さん、おめでとう!55!Go!Go!
720(セブンツーオー)ちゅう番組を60年代の終わりにテレビで見た時に、キースちゅうバンドが
出ていて、それが柴山さんやったんやね。(つきあいが)ふるいっちゃ(笑)。ふるいけど、おかげで
こんな素敵なパーティー迎えられて、俺もいっちょ下やけど、このあいだ誕生日迎えたし、本当に
ありがとう!みんなから貰いよるから。エネルギー。」
「大好きなDee Dee RAMONEが一昨日の6月5日に亡くなったけど、最高に楽しい時間と最悪悲しい
時間、ロックンロールにはどっちもあるけど・・・。明るう行こ! ビールス・カプセル!」いろんな
思いの凝縮された末の「明るう行こ!」のメッセージにホロっとする暇もなく「ビールス・カプセル」
のいつものパラノイアなイントロが鳴り響き、あとは鮎川さんの独壇場。

続いて、「俺、基本的に女のボーカリストは好かんのよ。興味が全然なくて。でも、このコはちょっと
違うんで、呼びます。シーナ!」と柴山さんががシーナさんを迎え入れて、
シーナさん「本当におめでとう!(お客さんを見て)みんなに感謝してね。」
柴山 「どうも。感謝してます。」ととても素直な柴山さんにほのぼのする間もなく鮎川さんのギター
リフが始まり、「たいくつな世界!」のシーナさんのシャウトから激しい激しい世界に突入、そして
そして「ユー・メイ・ドリーム」。作詞者である柴山さんが「ユーメ・ユーメ・・・」とバックコーラス
を入れるシーンも見れた感激的な演奏が終わり、「素敵な曲をありがとう。」と柴山さんに心からのメッ
セージ送るシーナさん。「ありがとう!」と鮎川さん。「こちらこそ、ありがとう。」と柴山さん。
作詞家としての柴山さんとシーナ&ロケッツの長い関わりを考えて、胸の熱くなるシーンでした。

そして、「おまえがほしい」〜(BLUESLIONのライブ終盤の超盛り上がり曲)「Tiger In Your Tank」
までぶっ飛ばしまくった鮎川さん&シーナさん&BLUESLIONでした。

アンコールは、まず鮎川さん、花田さん+BLUESLIONの「なまずの唄」のセッションになり、鮎川さんと
延原氏のギターとハープの絡みから超かっこよく「Got My Mojo Workin' 」に突入、そして、シーナさん
と凌さんがロウソクに火の灯ったバースデイケーキと伴にステージへ、柴山さんが火が 吹き消して、ハッピー
バースデイの雰囲気も最高潮に達し、鮎川さん、花田さん、手塚氏、内藤さん、下山さんのギタリストが
横一線に並ぶ姿もかっこよく、気がつくとアナーキーの中野茂氏もスマイリーさんとマイク 一つに歌って
いたりして。

最後の「レモンティー」は全員セッションの音のかたまりが凄い音量になって、誰がなにを弾いてるか
わからない状態の中無事終わったかと思ったら、まだまだ歌い足りない柴山さん=キクの「搾って!!」で
もう一回り演って、最後は全員笑顔笑顔のエンディングでした。

会場にいた全員大満足のライブだったと思います。

柴山さんも本当に嬉しかったことでしょう。本当におめでとうございました。

柴山さんと鮎川さん、そして、鮎川さんとシーナさんの奇蹟的に出逢いが産んだ奇蹟的に最高なロックが
21世紀の日本のシーンに確実に息づいていることの幸せをかみしめつつ。


 
・BLUES LION(Live Report Pageあり!!)


 Report & Pix by maorau(HHH)

 

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