Sheena & The Rokkets@Love You Stones Vo1.1

2002年5月3日Sheena & The Rokkets @ON AIR WEST,Tokyo
出演者:The Privates,三宅伸治バンド(with Special Guest ムッシュかまやつ)
花田裕之バンド,Sheena & The Rokkets(出演順) DJ Kaneko(Gimme Shelter)

<Setlist>
1.Talkin' 'Bout You トーキン・バウト・ユー
2.Carol かわいいキャロル
3.Suzy-Q スージーQ
4.Harlem Shuffle ハーレム・シャッフル
5.Heart Of Stone ハート・オブ・ストーン
6.Ruby Tuesday ルビー・チューズデイ
7.DoBuNeZuMi ドブネズミ
8.Come On (berry) カモン
9.Lemon Tea レモンティー
10.Satisfaction (Jagger - Richards) サティスファクション
encore
11.Jumpin' Jack Flash ジャンピン・ジャック・フラッシュ

  with 三宅伸治、延原達治(The Privates)


Pix Page
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この日はストーンズナイトということで、セットのほとんどがストーンズ
のカバーだったわけですが、なかでも、
鮎川さんのニュアンスに富みまくる歪んだレスポール&マーシャルのギター
の音とフレーズ、シーナさんの絶対無二のあの声、あの存在感、シカゴブル
ースのリズム体のようなスタイリッシュで熱いクールネスを感じた川嶋さん
&渡辺さん、そんな4人が心一つに、原曲の素晴らしさを熟知した上で、今
感じたものを今決めるというブルースの、ロックの、パンクの精神が全部
入ったかのような原曲を超える勢いのあった「ハート・オブ・ストーン」が
この日の個人的ハイライトでした。
また「ハーレム・シャッフル」の生のバンドアンサンブルの完璧さも物凄く、
この日のシーナさんの登場曲だった「スージーQ」がいつもかっこいいのなんか
当たり前のバンドがぶちかますサウンドの強力さ、感動度の高さはやはり尋常
でなく、その頂点を「ドブネズミ」で迎え、後はずっと最後までずっと全開!!
続く「カモン」(やってくれて嬉しかった!!)〜「レモンティー」そして
「サティスファクション」(鮎川さんの「カモン・ベリー」の掛け声で入って
きた川嶋さんのドラムの強烈だったこと強烈だったこと!)。
アンコールは三宅さん&延原さん(The Privates)も飛び入りし、激しく
明るく「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」を決めました。

ライブの最初、鮎川さん、川嶋さん、渡辺さんがステージに登場した時の
「みんなローリングストーンズが好きでよかったね。オレたちも1曲目は
"ディッセンバーズ・チルドレン"から"アイム・トーキン・バント・ユー"」と
いう鮎川さんのストーンズを心底好きでないと出てこない言い方や、続いて
レスポールをかき鳴らした直後には川嶋さん&渡辺さんがジョイントして
すぐバンドサウンドになってしまうあの瞬間のかっこよさ、美学も私は愛します。

渡辺さんのソリッドでオンリーワンのベーススタイルもますますかっこよか
ったし、アンコール前にシーナさんが「エブリバディ・ロックンロール!!」
とみんなに向かって叫ぶ前に「川嶋。ナベ。マコ。」とメンバー紹介する
シーンもよかった!!

「ストーンズが来日できない頃、僕達はストーンズが観れなくても、
鮎川さんが、シーナ&ロケッツのライブが観れたらそれでよかったんです。」
そうきっぱり言う友人の言葉が一層リアルに感じられた2002年5月3日
"Love You Stones"のシーナ&ロケッツでした。


 Report & Pix by maorau(HHH)

 

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