Sheena & The Rokkets@Peaceful Love Rock Festival
'04
「第22回ピースフルラブ・ロックフェスティバル2004」
2004年7月4日 シーナ&ロケッツ@沖縄市野外ステージ
<Setlist>
1Batman's Theme (Neil Hefti) バットマン
2.Virus Capsule ビールス・カプセル
Sheena Kome in
3.You Really Got Me (Ray Davies) ユー・リアリー・ガット・ミー
4.Happy House ハッピー・ハウス
5.Lazy Crazy Blues レイジー・クレイジー・ブルース
6.Lemon Tea レモンティー
7.Satisfaction (Jagger - Richards) サティスファクション
Thanks to RokketWEB for setlist
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会場はずぶ濡れ+ビール片手のおじさん、傘をさしたりたたんだりの人、
準備良くカッパ着ている人、とそれぞれ。それでもやはり沖縄人、
大スコールが来ようと平然としている、稲光と共に演奏にノイズが乗ろうと
聞く事を止めない。
ピーラブ2日目、どちらかと言うと渋めのラインナップ故、聴衆も年齢層が
高いからか。そんな、好きで真摯に聞き入る姿がかっこいい。時折大雨で
蒸し暑いのにうっとおしい事がない心地良い空間。
入場時、演奏してたのは「KWEEN」。初めて見るけど上手い。面白い!
クイーンのヒット曲連発で文句なしお客さんノリノリ。
(やっぱ白タイツ最高!)
次は「かっちゃんバンド」。ステージではなく観客席裏から登場した
川満勝弘61歳、文句なしに「魅せる」!遠めにはYAMAZENに少し似て
いるものの、こっちは「見た目に恐い、かっこいい」。OKINAWAでは
泡盛の宣伝でただ一言「STAND_UP!」で決める迫力のおっちゃん。
ステージも期待に沿うもの。かっこ良かった。
「JET」渋かった!
「紫」OKINAWAN_ROCKの大御所である。
圧倒的な存在感。凄いガタイの宮永英一の迫力のVo。
〜DOUBLE DEALING WOMAN等で聴衆の興奮も最高潮。最高!!!!!!
そして、シーナ&ロケッツ。
正直言って地元沖縄の一番人気バンドの後で、お客さんの反応が心配でした。
(ノリが悪かったらどうしよう、、)(オープニングのカウントダウンどう
だろう、、)
そんな心配はすぐに払拭されました!福岡並みのカウントダウンの力強さ!!
沖縄の地でROKKETSは勢い良く発射されました!!!もちろん、
BATMANからアンコールのSatisfactionまで、一気に盛り上がりました。
ロケッツの間だけ奇跡的に全く雨降らなかったので「暑いーーー!」けど
「楽しいぃぃぃ!」
警備の米兵もそっちのけで体揺れてるし、それまで観客席にいた多くの人も
グラウンド=闘牛場で思い思いに楽しんでいました。
そこにはもちろん老若男女関係なし、国や色なんて関係なしに、ただ音楽を
聴いて夢中に楽しんでいる人たちの最高の空間でした。
今思えばあっという間の7曲、という感じもするし、逆にあの充実感がたった
7曲しかなかったのか、とも思わせる不思議な感じです。
これは勝手な個人の思いなのですがこの「PEACEFUL_LOVE_ROCK_FESTIVAL」、
そのタイトルからしてシーナ&ロケッツこそもっと前から出るべきバンド、と
確信しています。
そして来年以降も出てくれる事を、強く望んでいます。
LIVE後、シーナさんと話す機会がありましたがシーナさんも言っていましたょ。
「みんなも飛行機乗って見に来ればいいのに!」
Report & Pix by HHH特派員
「この前沖縄でピースフル・ラブ・ロック・フェスティバルちゅうのに出て、
音楽の力は一人が願っていることが叶う夢を持つと再確認できました。
ロックは一人一人が違うから、良かったねってことをお互い称えあえる。
みんなが一緒じゃないでしょ。そこがロックの一番素敵なところ。画一化
したり、文明の進化だとでも言うように合理的な最短距離の正解を一直線
に引くようなテクニックが大事じゃなくて、自分は一人しかいないんだっ
てことを感じさせてくれるものが必要なんですよね。ロックはそんな力を
持っている。平和の使者としてのロックを、ずっと僕は信じてます。」
鮎川誠(Free & Easy 2004.9月号)
・Peaceful
Love Rock Festival
ライブレポートあり!!
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