Sheena & The Rokkets @ Shibuya AX '02

2002年6月12日Sheena & The Rokkets @SHOBI MUSIC NIGHT at Shibuya AX
with
紫雨林/ジャウリム,12.ヒトエ

<Setlist>
1.Batman's Theme (Neil Hefti) バットマン
2.Virus Capsule ビールス・カプセル
3.You Really Got Me (Ray Davies) ユー・リアリー・ガット・ミー
4.Happy House ハッピー・ハウス
5.The Jungle Of Love ジャングル・オブ・ラブ
6.Train Train トレイン・トレイン
7.Cry Cry Cry クライ・クライ・クライ
8.Lazy Crazy Blues レイジー・クレイジー・ブルース
9.Lemon Tea レモンティー
10.Satisfaction (Jagger - Richards) サティスファクション


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6/12の日韓交流イベント@渋谷AXは、紫雨林/ジャウリム(from韓国)をメインアクトに、
ただいま売りだし中!といった感じの12人の女子中高生によるブラスロックバン ド、12.ヒトエ
("女子中高生による"という歌い文句が不要に感じるレベルの高いステージを見せてくれました。)
をフロントアクトに、そして、シーナ&ロケッツはジャウリムをWelcomeする日本代表のロック
バンドとして登場!!そんな感じでした。

ジャウリムのステージは良かった!です。たくさんのファンの待望感が素直に納得できるものでした。
ボーカルのキム・ユナのポップでカラフルな感じと韓国の音楽の根っこに共通的に感じられる情念みた
いなものもミックスされた歌が凄く印象的で、ルックス的にも愛らしさに芯の強さを兼ね備えていて、
ライブ終盤をお客さんと一体になって盛り上げる様も感動的でした。

そういった訳で、会場はジャウリムの来日を待ち望んでいたファン(在日韓国人の若者が多かったの
でしょうか)の数が圧等的に多かったという印象でしたが、シーナ&ロケッツのロックバンドの鑑
のようなパフォーマンスには、ロケッツを初めて観たたくさんの人の心に「日本にはこんな凄い
バンドがいる!!」と強烈に印象づけられた事と思います。

Dee Deeに捧げられた「Cry Cry Cry」でのシーナさんを始めメンバーのみなさんの心を込めた
気迫のパフォーマンスには目頭が熱くなりました。「レモンティー」の後、メンバーに曲の変更を
告げて「サティスファクション」に突入した鮎川さん。"この曲はロック好きな人にとって国境を
超えた共通語"という鮎川さんの確信を感じた事とステージの端から端へと行ってお客さんの目の前で
ギターを弾きまくる姿には胸が熱くなりました。

@AXで改めて強く感じたのが、川嶋さんと渡辺さん二人が産み出すビートとグルーブ感、これがもう
絶対的にロケッツの看板の一つになっているという事でした。それがシーナさん&鮎川さんと合体する
のですから、2002年のシーナ&ロケッツは"ブルースから産まれたロックンロールバンド"として世界
最強です。

ライブ中に鮎川さんが「いつか韓国でやりたい。」とMCされていましたが、韓国の人達の目に
日本代表の真のロックバンドとしてシーナ&ロケッツが認識される日が必ず来る!!そう願わずには
いられません。

 Report & Pix by maorau(HHH)

 

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