2001年3月27 日(火) Sheena & The Rokkets @LUNErS, 東京・麻布十番
in "Vivienne Westwood featuring SEVEN RED MERCURY"

with 東京スカパラダイスオーケストラ/Sembello/椎名純平/沖野修也/
LA−PPISCH/LOSALIOS(中村達也ex.Blankey Jet City)/FOE/惑星

年越しのNYRFのライブもありましたが、実質的に今年、21世紀初めてのシーナ&ロケッツのライブ。
フロント3人のマイクスタンドの間隔がいつもより近いなあと思っていたら、その効果てき面で、
右側から鮎川さん、シーナさん、渡辺さんの3人が横一線で並ぶかっこよさを目一杯感じさせてくれました。
そして、その後ろには川嶋さんが大きな存在感でいるというますます「4人度」が鉄壁になった!そんな印象。
「ジャングル・オブ・ラブ」で観ているこちらの心にまで熱い炎を点火させるほどの歌と身体全身での燃え
上がりで歌の世界を表現するシーナさんに、世界中探してもあんなに「心」「エモーション」を感じさせて
くれるロック・シンガーはいないとまたまた確信。
「I can't keep from crying sometimes」でバンドのグルーブの盛り上がりと自分のブルーズ
フレーズの盛り上がりと心の爆発が頂点に達し、その直後すっと元のステディに熱いモードに戻るあの技。
フレーズの絶対的な存在感と供にあんなに激しく心の熱情を汗と一緒に見せてくれるロックギタリストは鮎川
さんだけしかいません。やはり。
リハーサルで音決めをするそのドラムの締まった音と「出来る!」と感じるフレーズ、背筋のシャンした
座り方、そんなものからまずかっこよすぎると思った川嶋さん。
バンドとお客の気持ちが一緒になって前に行くステージの常時の躍動感をそのベースプレイと動きで確実に
作っている渡辺さん。
「シーナ&ロケッツの全員が好きだあー。」本当にそんな気持ちです。
自分自身で撮った写真を見返してみて、個人的に大好きで何回何回もライブビデオを見るワールドワイドな
ロックンロール・バンド、ラモーンズ、再結成直前のノンメイクのKISS(奇しくも両方ともfrom NYC)と
同等なロックでしかない華やかさと美しさと人間らしい情熱のほとばりが一緒にそこにあって、バンドのライブ
のヴィジュアルが完全に一個の芸術になっている所もまったく一緒だ!と改めて思いました。
日本でオンリーワンのNo.1のブルース生まれのロックンロールバンド、シーナ&ロケッツ。それは何回でも
言います!!
自分の行ける範囲の所でシーナ&ロケッツがライブをやると知ったら絶対観に行かねばならない。
それも間違いありません。
4月26日からのツアーでシーナ&ロケッツがライブをする所のみなさん、楽しみに、楽しみにしていて
ください。

 Report & Pix by maorau

<Setlist>
1.Batman's Theme (Neil Hefti) バットマン
2.Oh no! I'm flash ホラフキイナズマ
3.You Really Got Me (Ray Davies) ユー・リアリー・ガット・ミー
4.Happy House ハッピー・ハウス
5.I Can't Keep From Crying Sometimes(Al Kooper/Blind Willie Johnson) 泣かずにいられない
6.The Jungle Of Love ジャングル・オブ・ラブ
7.Lazy Crazy Blues レイジー・クレイジー・ブルース
8.Lemon Tea レモンティー
9.Satisfaction (Jagger - Richards) サティスファクション

























 


 












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