Sheena & Makoto in Rock'n' Roll Radio @Fukuoka 2000.4.26
〜Special Guest for Koh "Kinky"Matsumoto's "KEEP ON JUKIN'"
in MiMi Comunity Network Kenjiro Fukamachi's"Free Style"
放送のテープを聴いて、「これは!!」ということで、早速文字に起こし
L→R 深町さん&Happy Family 鮎川さん シーナさん 松本康さん@MiMi Studio
えー、ということでですね、今日はまた松本さんの方も鮎川さん寄りなセレ
深町
松本
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--"Johnny B Goode" ON AIR--
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--"Born To Be Wild" ON AIR--
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鮎川
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シーナ
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--"Jack The Ripper" ON AIR--
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--"Good Good Lovin'""Rumble" ON AIR--
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--"Johnny B Goode" ON AIR--
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鮎川&シーナ
--"I Wanna Be Loved" ON AIR--
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シーナ
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シーナ
鮎川
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シーナ
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--"Vacuum Truck "ON AIR--
"FREE STYLE CF" ON AIR(かわいい子供の声で「フリースタイル」)
シーナ
深町
シーナ
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鮎川
シーナ
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鮎川
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鮎川
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鮎川
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鮎川
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鮎川
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深町
鮎川
--"Tell Me" ON AIR--
深町
松本
深町
松本
深町
松本
深町
TEXT by maorau&Junji Fujiki
PHOTO by maorau
2000年4月26日、鮎川さん、シーナさんは@福岡・HMVホークスタウン
オープニングのSheena & The Rokkets インストアライブの直後、
FM局"MiMi Community Network(76.8MHz)"で深町健二郎氏が
パーソナリティーを勤める夜7時〜9時の音楽番組"Free Style"の水曜日
のレギュラーゲスト、我らがジューク・レコードの松本康氏のプログラム
"KEEP ON JUKIN'"にスペシャル・ゲストとして緊急出演されました。
ました。
(深町さん、松本さんの掲載許可のご好意に深く感謝申し上げます。)
どこよりも早い鮎川さん、シーナさんのTalk about"Rock The Rock"を
含む"文字版Rock'n' Roll Radio"をお楽しみください。
※文中敬称略
はい、みなさん、こんばんは。"Free Style"のお時間です。
今日はですね、4月26日水曜日。時計は夜の7時をまわりました。
今日もですね、百道浜のビーチサイドAIビル6階のMiMiスタジオから76.8
MHzで生放送でお届けしてまいります。"KEEP ON JUKIN'"
えー、今日はですね、水曜日ということで基本的には(キープ・オン.ジュー
キン)でジューク・レコードの松本康さんに来ていただいてますけれども、
さらにですね、この後スペシャルゲスト、鮎川誠さんとシーナさんが今日は
駆けつけてくれるということで、まだ今日このスタジオにはおみえじゃない
んですけれども、こちらにお越しいただいた次第ですね、早速入っていただ
こうかなと思ってます。
クションをですね、していただいているということなんで、音楽話で盛り上
がっていきたいと思います。
今日もですね、2時間たっぷり楽しんでください。
--Music--
はい今日も"Free Style"はじまりました。まずはですね、水曜日のレギュ
ラーゲスト松本康さんです。こんばんは。
こんばんは。
鮎川さんと言えば、僕なんかより松本さんの方がずいぶん古くから知り
合いということですからね。
ええ。
その辺の話もちょっと聞いてみたいんですけども。だいたい遡ったらいつ
ぐらいから鮎川さんとは?
1971年ぐらい。
おーっ。かれこれ、もう30年近いですね。
じゃあもう本当、幼友達というあれでは極端かもしれないけど。
まあ、先生みたいなもんで。最初サンハウスというバンドをマコちゃん、
鮎川さんはやっててね。サンハウスというバンドは知ってたけど、私は
"ぱわぁはうす"といういわゆるロック喫茶ていう、当時はロック喫茶ってい
うのは貴重な存在だったけど、そこに手伝いに行ってくれって言われて行っ
て、その時に最初にお客としてマコちゃん来たのはすごく憶えてます。
やっぱ最初からめだってたっていう。
めだってるていうか。残念ながらサンハウスはね、まだ見たことなくて、
ダンスホールとかそういうとこだったんで、ちょうど私たちが観に行こうか
なという頃そのダンスホールがなくなったりして、ちょっと空白期間があっ
て、その頃たぶんロック喫茶っていうのが出来たんで、マコちゃんもああい
うのに興味示す人だから、自分一人で見に来てて。
最初に僕はウェイターみたいなもんだからお水持っていって「何にします?」
とか言ったとき、いきなり「牛乳」って言ったのが・・これがもう。
ロッカーらしくない。
いまだに忘れないで。「アイスミルクですか?」って俺が聞いたんやけど、
「牛乳」って言ったのが、そのままくれということやから、氷も何も入れな
いで渡してそしたら鞄かなんかから昔コッペパンっていうのがあったでしょ。
給食とかに出てたような。
細長いパン。あんなパンをポーッと出しておおざっぱにね、ちぎって食べて
たっていうのがね、凄い逆に新鮮というか、同じ世代なんだけど、なんかこ
ういう、ロックの人っていうのかな、何かそういうおもしろい人だなってい
う印象があってね。
何かこう、すごく素朴でピュアな人ですよね。
そうね。
そこは一貫されてますよね。
そんで、バンドはああいう感じ、ちょっと強面のね、バンドだったからね。
なかなか話ができないだろうと思って、ちょうど"ぱわぁはうす"でライブがあ
ったから、その後話したら、凄いみんな気さくな人で、マコちゃんだけでなく
て、柴山さん、あの菊さんもそうだし、みんな結構ちゃんと話し相手してくれ
るんで、いろんな音楽の質問を、興味あったことをいろいろちゃんと答えてく
れるんで、それからなんか、それをよしみにいろいろまた親しくしてもらって
いたって感じでね。
特にマコちゃんはわりにその近くに住んでたから、よく"ぱわぁはうす"に遊び
にきてくれたんで、そのたんびに「ブルースとはどんなんがいいですかね?」
とか、「ですかね?」とは言わないけど「いい?」って聞いたりしたら、ち
ゃんと教えてくれたりして、そういう意味でもお師匠さんですっていうか。
松本さんの師匠ですか。大先生じゃないですか
そういう感じ。
僕もですね、仮にもバンドをやっていた関係でですね、本当近寄りがたい存在
だったんですけど。ある時ロッカーズのメンバーとかを通じて紹介してもらっ
て、凄くいろいろ話してくれるからですね、本当に素晴らしいいい人なんだと
いう印象がありますね。
そうですか。
とりあえずくわしい話はまたおみえになってから、いろいろ話したいと思いま
すが。今日は若干そういうことで、鮎川さんも意識したような選曲ということ
になっているんでしょうか?
だいたいね、ずっとかけてんのは基本的に最初に種を蒔いたのはマコちゃんっ
て言っていいぐらいに、ほとんどきっかけはマコちゃんが教えてくれたやつを
僕なりに色々聴いてきて、それでなにか自分のレパートリーになったというか
まあ聴くだけの話だけど、レパートリーになったという部分が多いんでね。
ずーっとやってて、どこを切っても必ず源はマコちゃんにたどり着くっていう
のは言えるんだよね。だからこの前パブロックとかでもそうだけど、最初に
パイレーツだとか教えてくれたのもそうだし、ちょうどその頃シーナ&ロケッ
ツは東京に行ってたけど、「こういうのがあるよ。」と教えてくれて。
コステロが出てきた時もそうだし、ダムドが出てきた時も、ジャムが出てきた
時も「なかなかかっこいいのがいるよ。」と全部教えてくれて、ちょうど僕も
レコード屋始めてたから、「こんいうのとったらいいよ。」と言われて、とっ
てみるとみんな良くてね。それがうちのもう定番ていうか、ずーっと根強くね。
そういうのがあるから、何か常に水先案内人というか、うん。
ジューク・レコードの影ながらブレーンみたいなところがあるんですね。
そう、そういう感じです。
じゃあ、早速本題に入っていきたいんですけど。
今週の1曲ということで毎週オリジナルソングとそれにカバーバージョンをで
すね、紹介していってもらってるんですけれども。今週の1曲は?
今日は、もう有名中の有名なロックンロールで"Johnny B Goode"を。
直球できましたね。
直球で今日は行こうかなと。
じゃあ、まず聴きましょうか。
はい、そうですね。
オリジナルですね。Chuck Berry(チャック・ベリー)で"Johnny B Goode"。
チャック・ベリーで"Johnny B Goode"。これはある意味今時ラジオでなかな
か実はかかりにくい曲ですよね。
意外と盲点かもしれない。
盲点になってますよね。
やっぱでも、かっこいいですよね。今のが"Johnny B Goode"のオリジナルと
いうことでしたが、何か鮎川さんを待ってるぞムード満杯な曲でしたが。
さあ続きまして、最初のアーティスト特集になるわけですれども、松本さんの
ほうから紹介してもらいましょうか。
Link Wray(リンク・レイ)っていうのが、もう50年代の後半からずーっと、
最近は消息は知らないんだけど、凄いギタリストで、かっこよくて、マコちゃ
んも"Rumble"という曲をカバーしたりしてね。
うちのホームページに「ロック好きがあまりにもリンク・レイを知らなすぎて
困ると。」とか投書があったぐらいだから、私がかけなきゃいけないかなとい
う使命感もあって今日しました。
凄いかっこいいギターなんでとりあえず1曲、長いですけど、ステッペン・ウ
ルフで有名な"ワイルドで行こう"これをちょっと聴いてみましょう。
では、リンク・レイのライブ・バージョンから"Born To Be Wild"。
さあ、リンク・レイの"Born To Be Wild"、聴いていただきましたけれども。
この"ワイルドで行こう"の合間にですね、鮎川さんとシーナさん、到着しても
らいました。どうも!
シーナ
こんばんは!
おめでとう! MiMi FM!
すてきーぃ。すごいきれい!ここ。
ありがとうございます。
びっくりした!
お二人の開局メッセージがかなりこのMiMiでも流れてますから。
わーお、本当?
もういい感じですよ。
だけど、リンク・レイがラジオで聴けるなんて、すごーい。
それは松本さんに言ってください。
これはないよー。
リンク・レイかけてくれるFM局は。来た時、チャック・ベリーやったからね
「似おとるねぇー」と思って。
シナロケ・バージョンでセレクトしてもらってますから。
シナロケであろうと、リンク・レイであろうと、もうここが好きよ!
最高。
けっこうお二人ひさしぶりって言えばひさしぶりじゃないですか?
ひさしぶりよーっ。
そうですよね。
2000年になってはじめて。
ああ、そうですか。じゃあ、軽く3、4ヶ月は経ってますね。
どうですか、ひさしぶりの博多は?
大都会で目がまわってる。
変わりましたからね。
いやー、東京より凄いね!やっぱ、嬉しいよね。
今日、ホークスタウンでね、HMVで、テープカット。今日オープンしたあれで
今ライブやって終わったばっかりで、今から今度は親不孝通りのベガーズバン
ケットで盛り上がりますので。
そんなお忙しい合間をぬって駆けつけてもらって、本当にありがたいですけれども。
いえいえ。
じゃあ先に告知しますね。実は本当にこんな所にいる段じゃないんですよね。
今日の8時からベガーズバンケットでシナロケの。
インスタント・パーティ。
インスタント・パーティ
そう、昔と一緒やね。
ベガーズバンケットと言えばですね、実はシナロケの初代ドラマーの川嶋さん
の店なんですよね。その懐かしい組み合わせで観れると。
うん。
ちゅうか、うーん、そうやね、懐かしいちゅうより、まあロックしよる人は何
も変らんけん、懐かしいちゅう言葉が似合わんとよ。相変わらずちゅうか
ひさしぶりに会うっていう感じもしないみたいな。
うん。
松本さんも何かしゃべってくださいよ。
いえいえ、本当来てもらってね、ちょうどマコちゃんとかね昔一緒にレコード
聴くような催しやったりして、それをちょっと思い出したり・・。
常にさっきも話したけど、マコちゃんが水先案内人でね、結構いろいろ教えて
もらって、リンク・レイにしてもそうやけど、やっぱりただ教えてくれるんじ
ゃなくて「その音楽が凄い意味があるんだよ」っていうことを教えてもらった
のがね自分にとっては、一番大きい。
レコード屋やってるのもそれで、ただ店舗が広くて物の数置いてれば、広い所
が勝つんだけど、その一つ一つにちゃんとこういう音楽はこういう意味がある
っていうか「こういう良さがあるんだよ」ってことを教えてくれたのがね、
最初にマコちゃんというか。
うん。
じゃあ、もしかしたら鮎川さんがいなければジュークレコードもなかったと。
ない。なかった。それは絶対言える。
どうもー。
それはシーナもずっと一緒にいたし、シーナからもいろいろ教えてもらったり
してね、「これいいよーっ」とか言う事が自分にとってすごい自信になるって
いうか、自分も「あー、これいいんだな。」っていうそれがずっと支えってい
うかね。それが続いてきたっていうかね、"KEEP ON JUKIN'"って名前つけた
のもマコちゃんがよく "Keep On Rockin'"とか"Keep On Going"とかいう言
い方をする「ロックは持続してこそはじめて形になってくぞ。」みたいな事を
よく言ってもらってるけど、それでちょっとあやかってつけたというのもある。
そう言うてくれるけど、俺はリトル・リチャードが"Keep A Knockin'"ちゅうの
があったけん、あやかって。
脈々となんか行ってますけれども。僕も実は高校生ぐらいの時にジューク.レコ
ードで鮎川さんを見かけた事があるんですよね。その頃は全然知りあってもい
ないんで、「鮎川さん!来とうやない。」って勝手に思ってましたけれどもね
まあ、そんな感じの話もしながら、リンク・レイも続いてまたいきますか。
うん。とりあえず
行こ、行こ。
"Jack The Ripper"
わあー。
マコちゃんが好きだと思うけど。
そうよ!
とりあえず聴いてみましょうか。
じゃあ、リンク・レイで"Jack The Ripper"どうぞ。
はい。ということですね。リンク・レイの"Jack The Ripper"聴いていただき
ましたけれども、その曲がかかっている間に鮎川さんが持参されてるノートパ
ソコンにも、やっぱいろいろ鮎川さん、しこんでますね。
もう入れとるよ。
えっ、それってそっから曲も聴けるということですか?
MP3。MP3に圧縮しとるけ。いいよ!本当に。
自分の好きな曲をセレクトして。
うん、こん中に放り込めばいいし。
リンク・レイだけで70分近く入っているという話でしたけど、何曲ぐらい入っ
てるんですか?
えっと、何曲やったかね。
まあ、数えてないんでしょうけど。
2,000曲ぐらい入っとおと。そいけん、もう一つのレコード棚が全部入っとる。
おーっ。
ローリング・ストーンズやら、シーナ&ロケッツ全部のアルバムとリンク.レイ
は74分ぶん、ウィルコ.ジョンソンも一杯、欲ばって。もしウィルコが来た時
「おい、マコト見せろ」とか言った時「"Going Back Home"が入ってないや
ないか」と怒られんごと、大切な曲は全部入れとる。
鮎川さんのもともとのきっかけって何だったんですか?パソコンで何かこう。
パソコンですか。パソコンはね、やっぱ「ロックのいざない」ちゅうかロック
の時代がパソコンも巻き込んだちゅうか、ローリングストーンズがインターネ
ット中継するっちゅう、そのインターネットちゅう言葉を知らんで、「何ねそ
れは。」ち言う時に、これはもう人に聞きよったらはがいいし、自分でCD-RO
Mちゅう、ボタンを押したりめんどうやん。
そいけど、ギターと一緒ですね。最初Aのコードがわからんとか、そやけど何
か弾きたいけ、憶えないかんごと。
コンピューターもそんな感じで。ストーンズとボブ・ディランですよ、最初。
きっかけは。
うん。で、ホームページでキンクスのページ見てぶっ飛んで、こげんたったひ
とりの人を満足させきる、それも今。夜中に思いついてボタンを押せば、今日
レイ・デイヴィスのニュースが何とかって書いてある、そういう新しい、今ま
では受け身で、それも1ヶ月印刷物待っとったり、ラジオ局で誰かが俺の好み
じゃない趣味で選んだ情報とかニュースとかやったけど、インターネットやっ
たら自分からボタンを押して「ストーンズは今日どういう曲をやったかね」っ
ち、みんなマニアがね我先に「今日のスタジアムでキースが何曲目でこけた!」
とかそういうのがバンバン来るのがリアルタイムで知れる。それってもう本当
にロックが好きやったらたまらん世界ですね。
鮎川さんの開局メッセージをもらった時に、「いい音楽はラジオから」という言
葉があったけれど、いい音楽はインターネットからっていう時代も来てますね。
そうですね。ただ、インターネットは電話線をつなぐから、やっぱラジオが、
「ロックはやっぱ生だぜ。」っていつも言うけど、やっぱラジオが原点やし
それはもう変わらんと思いますね。
シーナさんはどうなんですか?
うん、大好きよ。
やっぱり扱ってるんですか?
あのね、私はホームページを見るぐらいだけど。彼がいつも作っているのを
命令してるから。
指示してる。
司令を出してる。
司令塔。
写真を真ん中に置いたほうがいいとか、自分たちでrokkets.comちゅうホーム
ページにみんなに知ってもらいたいニュースとかを出すでしょう。で、手軽な
写真とかアップロードする時に「シーナ、見てっ。ちょっとこの写真どうね。」とか。
フフフ。
「ちょっと右に寄せたがいい」とか「青い縁で囲んだら」とか「ああ、それいい
ね」ってとか、そんな感じで。
相変わらず仲良しですよね。もう僕は尊敬しますね。もう、あこがれますもん。
やっぱ、お二人を見てたら夫婦として。
憧れて。
本当憧れてますよ。まあ、そんな自分でも恥ずかしくなりましたけれども。
奥さん、元気ですか?
いや実は今ちょっと外に来てます。
おおっ。
鮎川さんとシーナに会いに来てますねえ。大ファンなんですよ。家の嫁は
シーナを目標にしてますから。
わあー。
もうあんな風になりたいと常に言ってますから。
わーあ、かわいいベイビー。
わあー。
ありがとうございます。
ちょっと僕はテレだしましたけれども。リンク・レイまた行きましょうか、松本さん。
うん。
康ちゃーん。
いえいえ。
キンキー康。
これかけると?"Good Good Lovin'"?
わあー!"Good Good Lovin'"!
うん。"Good Good Lovin'"と"Rumble"を続けて。
ガンガンガンガンガン!いやーっ、もうたまらんね。
2曲続けていきましょう。
わお!
じゃあ、鮎川さん紹介してくださいよ。
OK!じゃあ、リンク・レイで
"Good Good Lovin'"!
もう1曲。
それと"Rumble"!
はい。今夜の"Free Style"はですね。えー"KEEP ON JUKIN'"。
ジューク・レコードの松本康さんのセレクションで、何とスペシャルゲスト
鮎川誠さんとシーナさんをですね、お迎えしてお届けしていますけれども
だんだんだんだん残り時間がですね、少なくなってきているんですけれども
えー続いてですね、また1曲いきたいと思います。
今週の1曲で、松本さんが選んでくれたチャック・ベリーの"Johnny B Goode"
の今度はカバーですね。いきましょう。今度はビートルズですね。
鮎川
あっ!
うん。
ビートルズ、BBCのテイクからですね。"Johnny B Goode"どうぞ。
えー、ビートルズのバージョンで"Johnny B Goode"。ジョンが歌ってましたけ
れども、さあ、ここからですね、ロケッツ・タイムということで、なんか最近ま
でレコーディングされていたということで。
そうです!
おとといからさきおとといぐらい、もう全部マスタリングっちゅう最後の封印作
業が終わって。
まだちょっとレコーディングの疲れっていう。
もう、本当とれたてのホヤホヤなんですね、じゃ。
そうなの。
まだフタをしたくないようなレコーディングで、まだ。ほら、きりないじゃ
ないですか、レコーディングって。もっともっともっとってねー。
なりますよね。うんうん。
へー、じゃあ、どこよりも多分今日は早くそれは聴けるわけですけれども。
もう、完璧早い。できたてのホヤホヤで。
俺達タイトルは、"Rock The Rock"っていうタイトルにもう決めとるんですよ。
何かわからんけど。ハウリング・ウルフがね、"Do The Do"ってあったけど
「俺達は"Rock The Rock"だっ!」ちゅう。
わりと何かいいですよね。
何かね。
2回出てくるのがいいやん。Rockが。もう、Rockだけじゃ、もう今はあれが
伝わらんけん。もう"Rock The Rock"で。
まだ、発売日とかも決まってないみたいですね。
えっとね、7月の終わりか8月で、まだジャケットの打ち合わせがこれから
なんですよ。
うわぁー、早すぎる紹介になりましたけれども。
嬉しい、嬉しい。
だからまだ、本当やったらこんな出してもらえるチャンスはないんやけど
深町君と康ちゃんのおかげで。
もうー、いや、こちらこそありがとうございます。
今回のレコーディングというのは、何か特にいろいろ?
レコーディングは、川嶋一秀、シーナ & ロケッツのオリジナル・ドラム。
はいはい。
彼とメンバー4人。今ナベちゃんが、渡辺がベースで。
ベースですね。
シーナと俺とで「せぇーの」で。ひさしぶりの「せぇーの」アルバム。
あのー、小細工抜きだ、もう。
もう、「ダン!」とノーゲストでロケッツだけで。
ほーお。
シーナと俺が一応プロデューサーっちゅう。
フフフ。
客観的にも見て、曲順やら色々考えて、選曲もA&Rもやって。
で、あの前回細野さんとやった時、思い切りコンピューターと一緒に遊んで。
あの組み合わせも久しぶりでしたけどね。
うん、うん。本当に勉強させてもらったし、もう幸せな時間を過ごしたんよ。
で、今回は、それを持ってきた部分もあるし、もうロケッツの"#1"ちゅう
22年前に「せぇーの」で録ったアルバムと別に変わらん、もう「Rockは
変わらん方がええぜっ!」ちゅう、あんまり音が薄うなるよりね。
もう、マーシャルの音「ガーン」と録って、シーナが「ガーッ」と歌う。ロック。
「これがロックたい!」ちゅうような録り方で、まあ本当にのびのびやれました。
じゃあ、シナロケのちょっとルーツ的なアルバムでもある感じもしますね。
うん、感じた!俺達は、結局ブルースから始まったロック、いろんなレゲエも
スカとかテクノもラップもいろいろあるけど、俺達は一番何かブルースから、
あのアメリカのミシシッピーのブルースがイギリスに移って、イギリスのバンド
に夢中になった僕ら、シーナと僕の60年代の結局ルーツがありありと出とるなー
っちゅう感じで。あとはフィル・スペクターのサウンドとか70年代のパンクだな。
あと、Dr.Feelgoodやらのパブロックとパンク、それと、もう、それが全てかな。
まぁ、そこにシナロケの何か集約されているような気がしますよね。
'80年位のテクノポップも大好きやし、やはり「2000年はロックせんとねー」
ちゅう感じ。
なるほど。じゃあ、その2000年の幕開けのシナロケの新譜、まあこれが、実
はその、7月の終わりか8月頃というまだちょっと先の話ではあるんだけども、
どこよりも早く、MiMiで聴けることがすごく嬉しいです。
じゃぁ、どうでしょう。まず、1曲ずついきますか?
じゃあ、1曲。ちょっと、ドキドキするけど、自分たちの曲をラジオで。
わお。
1曲ね、Johnny Thundersのカバーバージョンをちょっと一発かけます。
「愛されたい」という・・
"I Wanna Be Loved"!
シーナ&ロケッツで
やぁー!
わーお!
"I Wanna Be Loved"。
これは、Johnny Thundersよりもパンクしてますね。何かね。
ありがとう!よかったもんね。
これはね、あのね、川嶋ベイビーとね、最初に東京で1回だけスタジオ
入った時に、何気なく「グングン グングングン」っちきて、「おっ!これ
いいやん!」ちゅう感じで、小手調べにちょっと録ったバージョンで、強烈
なのは、今回ビクター・スタジオのエンジニアのはじめて一緒にやる山田
君という金髪の、子供達が「ペンギンちゃん」って名前付けとる彼が本当に
凄いいい音をつくるけん、俺達はもう、「やっちゃって!やっちゃって!」
ちゅう感じで。
けっこう大事ですもんね。エンジニアもね。せっかくいい演奏してもね。
いやいや、なかなか、これけっこうやられますね。
嬉しかったあ。すごく。うん。
めちゃめちゃなんか逆に新鮮でしたね。うん。さあ、そして、いろいろ
何曲も紹介していきたいんですけど。
おっ。ほな、もう1曲聴いてもらおうかね。
そんじゃあ、"Vacuum Truck バキューム・トラック"というのをこれから
聴いて下さい。
かわいいーっ。
いえいえ。
(子供の声をまねして)フリースタイル。
まあ、でもかなりストレートなアルバムじゃないですか?もしかしたら?
僕今はじめてこの曲聴かしてもらっているんですけれども。
ありがとう。本当にご静聴してくれて。
ありがとう!
ついちょっと何かのってしまいましたけれども。
あのー、いっぱい聴いて欲しい曲があるんよ。で、シーナの詞で俺の曲も
あるし。
カバーもいろいろ他にも入っているんですか?
うん。阿久悠さんの詞もあるし、それから、Al Kooper(アル・クーパー)の
"I Can't Keep From Crying Sometime"もロケッツ流アレンジで入れたし、
で、1曲"Tell Me"。ローリング・ストーンズの"Tell Me"。
あー、好きですね。
あれをね、俺達はもう20年間ずーっと家で何かやろうちゅうたらすぐあれを
やりよったけど、あの、"@Heart"っちゅう前作で細野さん、コンピューターと
やったやろ、で、そんな感じで俺がベースもギターもプログラミングも全部し
て、ちゅうたら偉そうやけど、ちょっとボックス入れて2人だけでスタジオで
多重録音でつくって、それだけ1曲異色なんよ。
他のはだいたいもう、ガーッと川嶋のドラムとかストレートで、是非今日は
ビートルズも出てきたし、チャック・ベリーもリンク・レイも。
シーナ & ロケッツの"Tell Me"をみんなに聴いてもらって、で、俺達はこれ
からベガーズバンケットへ。
そうそう、そうなんですよねー。
そうそう、行かないと。
はい、今日のですね、もう8時スタートでベガーズバンケットでライブがあり
ますんで良かったらですね、今日このラジオを聴いてる人は駆けつけましょう。
是非、この"KEEP ON JUKIN'"が終わってちょうどいいと思うので、ベガーズ
バンケットに。
まあ、じゃぁ、出番的には9時位?
うん、9時半位からやろうかな。
うん、待ってるよ。
まあ、博多ですからね。地元なんで、けっこうホームな感じで、ホーム・ゲーム
な感じでやって欲しいですけどね。
そうですね。
じゃあ最後、本当にありがとうございました。
ありがとう。
最後、じゃあ、曲を紹介してお別れです。
どうも今日はありがとう。
シーナ&ロケッツのニューアルバム"Rock The Rock”から"Tell Me"!聴いて下さい。
はい。今夜の"Free Style"はですね、"KEEP ON JUKIN'"。
ジューク・レコードの松本康さんのレギュラーゲストから更にですね、
スペシャルなゲスト鮎川誠さんとシーナにですね、来ていただきまして、
本当バタバタでしたね。
今ちょうどライブハウスの方に向かいましたけれども。
どうですか、松本さん?久しぶりに。
うん。今度のアルバム聴いて、凄い元気いいんでね、凄い嬉しくなって
楽しみっていうか、(中略)
とにかく、何かね、さっきも何度も言うけど、マコちゃんとシーナがね、
やっぱ常に生き方そのものがロックみたいなね、感じでね。
何かねー。
もう、やっぱり人をこう、嬉しくさせるというか。
ハッピーにさせてくれますよね。
何かねー。やっぱり刺激を与えてくれるというか、まあ、いつもこう通り
過ぎていったって感じだけど、その後に何か残してくれるもんね。
それが何か自分もずっと長くやれてきたというか。
そういうので何かいつも感謝しているんですけどね。(中略)
ちょうど番組やってるって言ったら、「出よう」って言ってくれて、今から
またライブもあるんでね、そのほんの合間に来てくれて。
嬉しかったですね。本当に。
もう、会えただけで僕は何かいつも嬉しいなという感じなんですけども。
MiMi及び"Free Style" "KEEP ON JUKIN'"の受信エリアは福岡県全土では
ありませんが、カーラジオまで含めると志摩町や基山、新宮町などまで聴ける
ようです。
福岡の方は、この素敵な素敵なRock'n' Roll RadioをCheck It Out !!